食道癌・胃癌・大腸癌に対する手術
食道癌根治手術(食道亜全摘・再建手術)
- 胃全摘術(開腹・腹腔鏡)
- 幽門側胃切除術(開腹・腹腔鏡)
- 噴門側胃切除術(腹腔鏡)
- 結腸切除術(開腹・腹腔鏡)
- 直腸切除・切断術(開腹・腹腔鏡)
- QOL向上を目指した低侵襲胃癌手術
- 食道癌、胃癌、大腸・直腸癌に対して治癒を目指した手術を行います。
- 進行癌に対しては、化学療法(抗がん剤治療)や放射線治療も駆使して根治を目指した手術を目指します。
- 早期癌に対しては、機能温存、低侵襲性、整容性を十分に考慮して体にやさしい腹腔鏡手術を積極的に行います。
乳癌に対する手術
乳房に対する手術
- 腫瘍が小さい方など → 乳房部分切除術(温存療法)
- 乳房全切除術(全摘術)
腋窩リンパ節転移がある方
- 術前画像診断で腋窩リンパ節転移がない方 → センチネルリンパ節生検
- 腋窩リンパ節転移がある方 → 腋窩リンパ節郭清
- 早期乳癌に対しては、乳房部分切除術(温存療法)や、センチネルリンパ節生検(見張りリンパ節1-3個を摘出して転移の有無を検査する方法)といった整容性を考慮した小さい手術も可能です。
- 進行性乳癌に対しては、薬物療法や放射線療法と合わせて、個々の患者さんに合った最適な治療を提供いたします。
乳腺疾患手術件数 (平成29年1月-12月)
全104例
乳房全切除 58例
乳房部分切除(温存術)26例
腫瘤摘出 8例
その他(切開排膿、リンパ節郭清、中心静脈ポート留置など)12例
肝臓癌・胆道癌・膵臓癌に対する手術
- 肝切除術
- 胆嚢癌根治術
- 胆管癌根治術
- 膵頭十二指腸切除術
- 膵体尾部切除術
- 膵部分切除術
- 腹腔鏡下脾臓摘出術
- 肝臓癌、胆嚢・胆管癌、膵臓癌に対しては、病気の根治性と手術の安全性の両立を目指して手術にあたります。
- 手術ができない進行癌に対しては放射線治療、化学療法(抗がん剤治療)も駆使して治療を行います。
良性疾患・高齢者疾患に対する手術
- 腹腔鏡下食道ヘルニア・逆流性食道炎手術
- 腹腔鏡下胆嚢摘出術(胆石症)
- 良性乳腺腫瘍(線維腺腫、葉状腫瘍)に対する手術(乳腺腫瘍摘出術)
- 鼠径(そけい)ヘルニア手術(鏡視下)
- 肛門疾患(痔、直腸・肛門脱)に対する手術
- 胆石症、鼠径(そけい)ヘルニアに対しては、手術後の傷がほとんど目立たない単孔式手術も行っています。
- 鼠径(そけい)ヘルニア、痔疾患について症状や相談がある方は専門医が診察いたします。