診療科・診療施設等 Department & Fasilities

放射線科

画像診断、画像下治療、放射線治療など様々な検査・治療を放射線科専門医が行っています。

放射線科の担当領域として、院内各科と院外医療機関からの依頼による画像診断、様々な悪性腫瘍に対する高精度放射線治療、消化管(食道・胃・大腸)に対する内視鏡的治療、肝臓・胆嚢・膵臓、脾臓・門脈に対する画像下治療を行っています。

得意分野

各種画像診断装置と高精度放射線治療装置を導入し、主に様々な悪性腫瘍を対象として、画像診断、放射線治療、内視鏡的治療、画像下治療(血管内治療など)に幅広く取り組んでいます。前立腺癌に対する画像誘導放射線治療などの高精度治療(IMRT)を開始し、すでに100名以上の患者さんを、豊富な湯量に恵まれた温泉を備える別府の素晴らしい療養環境で治療しています。低侵襲の大腸検査として注目されているCTコロノグラフィをはじめとした消化管3D-CTを撮影し、胃癌や大腸癌をはじめとした消化管腫瘍の詳細な評価、体動不良な患者さんの消化管評価を行っています。消化管ポリープや、食道癌・胃癌・大腸癌などの早期悪性腫瘍に対する内視鏡的治療にも対応しています。
 

放射線治療について

IMRT などの高精度放射線治療を大分県下では他院に先駆けて2009年より開始し、安全性と効果の高い治療を提供しています。4次元CT撮影や呼吸モニタリングシステム、体表を高精度カメラでスキャンし正確な位置照合を可能とするシステムを用いて、精度と効果の高い、体への負担の少ない治療を目指しています。短期間で高い治療効果が望める定位放射線治療は、早期の肺癌に対しては従来より施行していましたが、2024年からは新しい治療装置の導入により、骨などへの小数個の転移やより高い精度管理が必要な脳転移への治療にも対応可能となりました。治療は専従の医師・技師・看護師により対応致しますので、安心して治療を受けていただけます。  

診療体制

日本医学放射線学会放射線科専門医4名(診断専門医2名、治療専門医1名)、日本放射線腫瘍学会認定医2名、日本IVR学会専門医1名、日本消化器内視鏡学会指導医1名、第一種放射線取扱主任者免状を2名が保持し、専門的な放射線診療にあたっています。

診療方針

可能な限り低侵襲な画像診断と治療を提供できるよう、各専門医が診療を担当します。さらに、院内各科の専門医師とも緊密に連携し、診療に取り組んでいます。

対象疾患

各種悪性腫瘍など

主な検査

320列マルチディテクタCT検査/3TMRI 検査/被ばく低減血管造影検査/消化管造影検査/内視鏡検査/CTを用いた仮想内視鏡検査

主な治療 等

  • 各種悪性腫瘍に対する高精度放射線治療(強度変調放射線治療・画像誘導放射線治療・体幹部定位放射線治療法)
  • 消化管悪性腫瘍に対する内視鏡的治療(EMR、ESD)
  •  肝臓・胆のう・膵臓や血管狭窄病変に対する、画像介入下低侵襲治療(IVR: 経皮的治療・血管内治療)

学会施設認定

日本医学放射線学会認定放射線科専門医修練機関 診断および放射線治療部門

画像検査のみの御紹介について

CT/MRI検査の御依頼は、放射線科受付に直通電話でご連絡ください。
外部御依頼検査の優先枠も設けております。御希望検査と時間をお伝えください。
その後、診療情報提供書のFAXを地域医療連携室へご送信ください。
患者様には検査当日、予約時間の30分前には病院受付へお越しくださる様お伝えください。
 
放射線科
受付電話番号  0977-27-1722
月曜日-金曜日  9:00-16:30