実習生の受け入れ Student training

実習生の受け入れ

検査室

昭和42年度より、大分臨床検査技師専門学校より毎年各約3ヶ月間、受け入れております。実習は、各部署の担当技師の指導のもと、検体の取り扱い方をはじめ、一般検査、血液検査、生化学検査、免疫血清検査、細菌検査、病理組織検査、細胞診検査、生理機能検査などの見学および技術習得を中心に実施しています。また、実習の締めくくりとして研究発表会を設け、各自で決めたテーマに沿った研究発表を行っています。さらに、臨床検査技師以外の他職種に対する知識と理解を深めるために、「チーム医療に不可欠な臨床検査技師」の育成と教育を目指しています。

慢性疾患診療部(リハビリテーション)

県内外の理学療法士、作業療法士専門学校や大学から実習生を受け入れています。実習は、指導者によるマンツーマン方式で理学療法・作業療法の臨床経験を体験していきます。3年生と4年生実習は8週から10週間の長期にわたり臨床実習を行います。症例発表会や臨床研究指導も期間中に指導します。

リハビリテーション実習

看護室

看護学生の臨床実習は、生命の尊重を基盤とした豊かな人間性を養うとともに、専門職として必要な知識・技術および態度を身につけ、社会のニーズに対応できる人材育成を行う貴重で必須の学びの場です。表に示すような大学や専門学校から、幅広い学生の実習を受け入れています。実習指導者として担当になった職員はもとより、スタッフ全員が後輩たちの育成に積極的に関わり、自らも学習を継続しスキルアップに努めています。

臨床実習受託教育施設
  • 大分大学医学部看護学科
  • 別府市医師会立別府青山看護学校

栄養管理室

後進の育成、指導のため、大分県内に限らず各地の栄養士養成施設(大学や短期大学)から臨床実習生の受け入れを行っています。給食管理・栄養管理について実習し、栄養士・管理栄養士の役割について学びを深めています。

薬剤室

各薬学部の学生の実習を受け入れています。実務実習指導薬剤師が中心となって、調剤・無菌調製・薬剤管理指導・薬品管理など、薬剤業務全般の実習を行っています。

地域医療連携室(MSW:医療ソーシャルワーカー)

平成18年度より社会福祉士援助技術現場実習施設に病院が加わり、当院では平成22年度より社会福祉士実習生の受け入れを行っています。医療の場で他専門職と協同し、社会的視点から医療ソーシャルワーカーとして専門的な支援を行うとことについて患者さんとの実際の面接を通じ、学んでいます。学校、大学の講義、演習などでは実感することが難しいと思われるクライアントの声に耳を傾け、学びを深めています。