診療科・診療施設等 Department & Fasilities

診療放射線室

院内のすべての診療科と密接に協力します。

病気の診断から治療に至るまでの集学的診療に対応するため、院内のすべての診療科と密接に協力して、放射線に関する検査と画像診断・インターベンショナルラジオロジー(IVR)・放射線治療を行っています。

運営体制

放射線科医師4名、診療放射線技師6名、事務職員1名で構成しています。

運営方針

迅速・丁寧な対応、医療の目的にあった適切な医療情報を提供します。また放射線の適切な使用と放射線被ばく低減を常に意識し、日々の業務を行っています。

業務内容

  • 画像診断:一般X線撮影、乳房撮影、X線透視検査、X線CT検査、MRI検査、心臓・血管造影検査、骨塩定量検査
  • IVR治療:塞栓療法、動注療法、リザーバ留置、各種血管内治療
  • 放射線治療:各種悪性腫瘍に対する放射線治療(外照射)、体幹部定位放射線治療(SBRT)、強度変調放射線治療(IMRT)、画像誘導放射線治療(IGRT)

設備

一般X線撮影装置/乳房撮影装置/X線透視撮影装置/骨塩定量装置/移動型X線撮影装置/X線CT装置/MRI装置/心臓・血管撮影装置/放射線治療装置(リニアック)

特色

集学的かつ低侵襲な放射線診療を行うために計画的な装置更新を実施し、福岡の九州大学病院本院と同等の装置を設置しています。また当室のスタッフは九州大学病院本院と人事異動を実施することで、本院でトレーニングを実施した高い専門知識を有する放射線技師による撮影、日本乳がん検診精度管理中央機構の認定を取得した女性の診療放射線技師による乳房撮影など、高い技術レベルと安全性を維持しています。
また専用回線で本院との画像ネットワークを構築し、放射線診断・治療をより確実なものにしています。さらに放射線治療装置は高精度放射線治療(SBRT、IMRT、IGRT)に適応する装置を導入し、腫瘍を正確に絞り込んで治療をします。
病巣を確認するための装置や体の動きを追跡する装置を備え、腫瘍以外の無駄な照射をしない仕組みにしています。近隣施設からの委託検査の対応や、県外を含む遠方からの高精度放射線治療の依頼にも対応しています。